締め切りの仕事があったし

年賀状も書かなくてはいけなかったけれど

おせち料理は３０日の朝からずっと台所に立って作った。

厚かましい性格なので

自分の作ったおせち料理が一番！！！と思っている。

京都のお雑煮は白みそで丸いおもち。

壬生寺の春の大念仏会に行った。

節分に法楽を奉納しているので

壬生狂言の「法楽割り」を見ないと気がすまない。

この日は「法楽割り」に始まり「賽の河原」「道成寺」「夜討曽我」「橋弁慶」

の5演目を見た。

壬生狂言は全部で３０演目あるそうだが

毎年一回しか来ないので、まだ半分くらいしか見ていない。

まぁ、楽しみがいっぱい残っている・・・

ということにしておこう。

フランスのパリから友人一家が京都に遊びに来ているので会いに行く。

彼らとの集合場所は南禅寺。

天気がいいので山門に登って

新緑が美しい京都の景色を石川五右衛門の気分になって楽しむ。

そのあと彼らのおすすめの「金地院」に行く。

南禅寺には何度も来ているが、初めて訪れた。

観光客でいっぱいの南禅寺だが、ここまで来る人は少なくとても静か。

小堀遠州作と伝わる庭園や伏見桃山城の遺構を移築したと伝わる方丈など

見所が沢山あるのだが

何よりも長谷川等伯の「猿猴捉月図」が見られたことが嬉しかった。

南禅寺の穴場をフランスから来た友人に教わるなんて、ビックリ！

彼の「三匹の小熊さん」という絵本が大好き。

だから京都国立美術館の村山知義展に行った。

絵本の作品しか知らなかったので、絵本作家と思っていたが

小説家、画家、デザイナー、劇作家、舞台美術家、ダンサー・・と

多彩な才能を持った人だったのには驚いた。

会場には「３匹の小熊さん」のビデオも流れていてじっくり見てしまった。

やっぱり彼の仕事では「３匹の小熊さん」が一番面白いと思う。

神幸祭は６基の神輿が一基づつ船に乗って

桂川の西岸から東岸に渡御する。

天気がいいと新緑が美しい桂川の景色と

勇壮な御神輿がすばらしく

春のうらうらとした雰囲気とぴったりなのだけれど

あいにくの雨でとても残念。

友人たちと大原に鶏のすき焼きを食べに行く。

三千院までバスで行き、そこからはお迎えのマイクロバス。

大原は桜が満開！！！

美味しい鶏すきとお酒もいただき
春爛漫の景色を見ながら帰途につく。

幸せ。

桂離宮参観を申し込むのは３ヶ月前。

早咲きの桜の咲いた桂離宮を楽しみたくて
３月２８日を申し込んだのだけれど
まだまだ寒くて冬枯れに近い景色だった。

それでも桂離宮は美しい。
歩いてすぐの所にあるので何度も行ってるのだけれど
何度行っても新しい発見がある。
その上、今日案内してくださった方がとても楽しい方で
桂離宮にまつわる興味深い話を沢山してくださった。

岩佐又兵衛作と伝わる絵巻物「山中常磐」がどうしても見たい！

MOA美術館のホームページをいつもチェックしていたら
岩佐又兵衛特別展がある！
私の見たい「山中常磐」は４月４日まで。
仕事つまっていて行けるかどうか分からなかったけれど
何とか時間をやりくりして新幹線に乗った。

やっぱり岩佐又兵衛はすごい！
山中常磐の絵巻物は思っていた通りにすばらしかった。
熱海までわざわざ行ったけれど
美術館で絵巻物を何度も何度も見ただけで帰って来た。

満足！！！

左義長祭とは正月の松飾りや注連縄を集めて焼く火祭りの行事なのだそうだ。

各町内が趣向を凝らしたダシが午後８時に一気に燃やされる。
ダシは穀物や海産物（昆布、干魚）等を使って作る
干支にちなんだ造形が面白い。

火祭りは心の奥底に残っている原始を呼び起こすようでドキドキする。

またまた京都シネマに行った。

スペインにある「エル・ブリ」というレストランのドキュメント映画。
美味しそうな店というより面白そうな店。
好奇心旺盛なので、お金を貯めて一度は行ってみたいと思ったけれど
エル・ブリは閉めてしまったそうだ。

映画を見てお腹がすいたので
1Fのフレンチカフェ「オーバカナル」で食事をした。
フランスのカフェに紛れ込んだみたいなお店で
ワインとポトフをいただいた。

料理の映画を見るとお腹がすくのか
あちこちの席に映画を見た帰りに立ち寄ったカップルの姿が
ちらほら見られた。